GW明けてから見た映画四本
GW明け、妻が録画してあったテレビ放映の邦画を連続で見ていた。忘れないうちにメモ。
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三谷幸喜作品という以外、ほぼ予備知識無し(だけど、本能寺だから信長だろうとか、その程度は思う)。すごく舞台的な映画なのに、現実セクションと過去セクションで役者が交錯しないのが逆に不思議。舞台だと役者の数を節約するのに一人何役でそれがむしろ味になるとか、よくあるじゃないですか。映画でも『クラウド・アトラス』とか、TVドラマだけど『エンジェルス・イン・アメリカ』とか。企画的におかしくないと思うんだけどなあ。
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これも「入れ替わりとすれちがい?」ぐらいで、ほとんど予備知識無し。前編すげえスピード感、というか、勢い。それでいて、何度も繰り返し。映像が綺麗。なんとも言えない怖さ(人類がコントロールできない暴力的なもの)、みたいなものもあり。大ヒットの理由は、傍観者でしか無かったものたちの自省、なのだろうか。
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これは予備知識たっぷりで(妻はほとんど予備知識無し)。色恋の入らない仕事人たちのドラマ、みたいなのが好き(最近の大河で良かったのはダントツで『風林火山』という)妻が気にいるのではないかと思っていたが、予想通り、『君の名は』よりもこっちのほうが面白かったとのこと。どちらもディザスター・ムービーだと自分には思えたけれど、こちらのほうがより直接的に感じた。海外で思ったほど受けないのはそのあたりなのかなあ。自衛隊持ち上げすぎ的な意見もあるようだけど、どうかなあ、総動員したけど、うまくいかなくて、かなあ。そして、やっぱり放水車っていうか、あれが出てくると、確かにグッと来てしまった。時間を置いてまた見たい。
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「野望に満ちた高校生の生徒会選挙で、注目の若手結集」ぐらいの予備知識。吉田鋼太郎が出てるの知らなかったけど、ちょうど『おっさんずラブ』を見ている最中だったのでラブリーな部長のイメージが。菅田将暉、いい役選んだなあ。すぐ脱ぐし。竹内涼真が他の奴の小さな悪さと比較して徹底的にいいヤツで、それはそれで面白い。妻いわく「『デトロイト・メタル・シティ』なみのくだらなさ(褒め言葉)」だった。わかる。