仕事と晩飯とその他

日記です。

でかい会社

出版社は中小企業ばかりと言われるが、中には親会社が巨大企業というところもある。つい先日、そういうところとお話しする機会があった。

いやあ、色々違って面白い。ある意味、「文化」が生き残れる場なのかも知れない。まあ、それも親会社の意志があってのことだとは思うが。

うちの会社に親会社があったらどうだっただろうなあ。無いけど、そういうことを考えてみるのは面白い。あ、でもそれだと親会社の業績が傾いたらオレなんかすぐにリストラされてるか。それともアレか、意外とドライなところを評価されてリストラの旗振りやらさせられるかも。で、最後に自分もリストラされるんだ、きっと。

出版業には文化事業としての側面は確かにある。文化っぽくない本もあるけど、それも含めての文化だ。だから、そういう「志(こころざし)」的なものを支えられる仕組みはあってもいい。実際、今でもけっこうある。「作って売る」だけが事業を支える根幹である必然はない。

とはいえ、実際には「作って売る」以外はけっこうぐちゃぐちゃというかなんというか……。作って売るほうがドライで楽だって気持ちはわかる。まあ、「売って終わり」は楽だよ、実際。それでいいのかって思うこともあるけど。