仕事と晩飯とその他

日記です。

自炊の代行やら電子図書の貸出がどうこうとか。

いや、例の話ね、「なんかようやく儲かる道筋見えてきたっぽいんで商売の邪魔になりそうな五月蝿いの追っ払っときますかね」ってことだと思ってるヒトはいないのかなあ。守旧派対革新派みたいな話にしたがるヒトがまだまだ多くてちょっと驚いてる。皆そういう話好きなんだなあ。もうそういうんじゃないと思うんだけど、オレが汚れてるのかなあ。

大手の中にはけっこう強力に排除みたいなことを考えてるヒトいるみたいなんだよね。いいか悪いかってことじゃなくて方法がアグレッシブっていうか。

9月に業者にお手紙送ったのが122名の著作者と7社なんだよね。で、今回7名の作家の皆さんじゃん。ああ、きちんと足並み揃えてんなあとかそんな事思ったりするオレが汚れてる気がするけどまあそうなんだろうねえ。

ちなみに9月に業者に質問状を送った7社→ http://bit.ly/s708Eo

各社の電子化への取り組みはかなり積極的だよね。新刊についても積極的。色んなヒトがガタガタ言い出す前から熱心に取り組んでたのも事実。この辺の社の方にしてみたら元年なんてとっくの昔だよって気分だと思う。思うけど、なかなか明けない夜明けにジリジリしてたのも間違いない。

状況変わりつつあるからね。これから攻めますよってことだと思う。思うっていうか、まあ、そういうことなんじゃないかと。

話は変わって、電子の貸出については一冊分で永遠にっていうのはさすがにちょっと無理ですよ。少なくともそれでは社内を説得できません。

個人的にはソフトウェアのサイトライセンスと同様の仕組みを貸与期限を明確にした上で導入するのが良いのではないかと思っている。2年ぐらいの期間で予想される貸出数に対応した利用金額を設定し、2年後に継続する際にその金額を上げたり下げたりして調整するという感じ。貸出数が少なければその後の利用金額は下げればいいし、貸出数が多ければ増やせばいい。貸出が極端に少なければ継続契約をしないという選択肢もあり。サイトライセンスでのバルクディスカウントみたいなのを前提に考えたら貸出数に対応といってもそんなに大きな金額にならないようにできるはず。そのあたりの算出基準の策定は、それこそデジタル機構(仮)に頑張っていただきたい気がするのだが、どんなもんであろうか。というか、そういう仕事も面白そうだなあ。