仕事と晩飯とその他

日記です。

今、無償で使える充実した書誌情報APIを公開したらいけると思うんだけどなあ

アマゾンだけじゃなくGoogleTwitterFacebookの影響で公開されたAPIを利用したサービスの構築って大変なことになってる気がする。で、常に求められているのは、使い勝手が良くて網羅性の高いDBのAPI。中でも書誌情報のAPIは求められている。アマゾンがデファクトになってるけど、NDLにせよJPO近刊情報センターにせよ、無償での公開については(アマゾンほど多数ではないにせよ)必ず反応がある。

今、無償で使える充実した書誌情報APIを公開したらいけると思うんだよなあ。

ということでアレをアレしてアレしてしまったんだが、公開したら怒られるだろうなあ。怒られるだけならいいけど、問題になったりしてしまいそうな気もする。気もするけど、それでも無償での公開には心惹かれるなあ。そんなんで得するのはオンライン書店だけだよって言う人がけっこういるのが不思議なんだよなあ。網羅性の高いDBのAPIが無償で公開されたら書誌データそれで済んじゃうかもよ。レジの商品マスターのメンテナンスとかってことから解放されちゃうかもよ。そのためには近刊(刊行予定)の段階からのシームレスな運用が前提になると思うけど、なんかそんな感じなんだよね。アレをアレしてアレすると。

最近はXMLに感心してばかりだったけど、HTMLも元々データベース的な方向性を指向していたわけで、そういう意味ではDBとして使えるよなあ。

勝手に始めて怒られる前に相談しろってことだよな。とりあえずドットコムほうには投げてみたけど、明後日には当事者のほうと相談してみよう。そうしよう。

それにしてもネットの世界は結局は無料に向かうんだなあということを思う。無料は悪いことではない。知や文化の下支えをする仕組みを維持するためのコストを低く抑えることは、結果的に多様性を保証し成果物の豊かさを約束するものであろうとそう思っている。

などと偉そうに思う。