仕事と晩飯とその他

日記です。

版元と書店は50年間ずっと噛み合ってなかったらしい。

“版元と書店がかみ合わなく今までやってきた。片寄った商売が業界で50年以上続いた。”というツイートを読んで泣きたくなった。今まで出版社と書店は何もやってこなかったのかなあ。会わないと何も始まらないなら全国の書店を回りきるだけのパワーの無い出版社は沈むしかないってことなのかな。

人間関係の構築を大前提に掲げる商慣習は、俺には一昔前の泊り込みの「なんたら会」とかと同じに思える。あそこで濃密な人間関係を作っていたじゃないですか。あんなこと続けるんですか(と思ったが、よく考えてみると首都圏は逆にああいうのはあまりなかったかもな)。

人間関係が無いよりあったほうがやりやすいことが多々あるのは承知しておりますが、それが無いから何もできない(できなかった)みたいな言説にはがっかりする。関係構築は目的ではなく手段でしかない。

「関係構築は目的ではなく手段でしかない」とまで言い切るならやればいいじゃんって話なんでここから先は愚痴ではなく言い訳かな。関係性だけで売れるわけでもないんだよね。というより、小さい出版社はせっかく育てた小さな期待を裏切るような結果しか出せずに扼腕することも少なくないわけで。

悲しくなってきたのでやめよう。まあ、同じ業界なんだからたまには顔合わそうやって話自体には反対はないし、俺もちょっと前までは新年会忘年会なんとか会には積極的に参加してたほうなわけです。なんかそういうのが最近減っちゃって淋しいよねっていうのもわかるから、たまには、ね。