仕事と晩飯とその他

日記です。

増刷会議と不良在庫

毎月定例の増刷会議。会議と言っても3人で資料見たり倉庫に確認したりしながら来月の増刷予定を淡々と決めるだけ。いちおうこれからしばらくの新刊やら販促やら取次との企画なども考慮に入れて決めるわけだが、最近は部数が低迷しているので下限で手を打つことが多い。ここで強気に攻められるようなのがあると色んな意味で活況を呈するわけだが、昨今はなんともかんとも。毎月数点増刷をかけられるのは有難い話だ。けれど、発注ロットの下限で増刷を続けている限りは利益も低迷してしまう。それとは別の問題だが、増刷を重ねているアイテムはともかく、問題は増刷も出来ず返品だけが膨らんで不良在庫化してしまうアイテムだ。出版社なんで「在庫一掃セール」みたいなのは無理だが、そうやって在庫を吐き出してしまいたい気持ちはよくわかる。今年の後半はそのあたりをどうやって一掃出来るかが大きな課題。できれば「廃棄→損益計上」ではなく、売上で終わりにさせてあげたい。知恵を出さねば。