仕事と晩飯とその他

日記です。

いい本ってなんだ?

出版社の営業としてのオレにとってのいい本は既にまとめたので今さらどうでもいいのだが、他のヒトにとってのいい本というものが気になることもある。単なる本読みのオレにとってのいい本は、正直言って他人にあまり薦められない本も多い。高尚だとかそういうことではなく、順に読んだ結果としてそこにたどり着かないと味わえない面白さみたいなものに自分は心惹かれるのだ。だから、一足飛びに結果だけを求める読み方とはちょっと違うのかなあと思っている。

過去にちゃんと読めなかった気がする本を再読したいという気持ちはますます強くなっている。そうなるとやっぱロシア文学かなあ。ツルゲーネフの少し澄んだ感じ、今ならちょっと違うかも。

『クォ・バディス』とか『狭き門』とか、今読んだらぜんぜん違うかもなあ。うん、違うな、きっと。

答が書いてある本を読みたいとは思わないんですよ。答が書いてある本は100人読んだら100人が同じ読み方をできる。でも、そんな本にオレは興味ないです。

そうか、あれだな、ニコス・カザンザキス読むか。未読の『ゾルバ』とか。いいかもなあ。あとツヴァイクか。

昔読んでダメだったっていうとマジックレアリズムかあ。ガルシア・マルケス、なんかおしゃれ何とかのブランド名じゃないです。