仕事と晩飯とその他

日記です。

洋書の値段で悩む。

昨日、帰りに寄った書店で、「そろそろ皆さんに勧められるドラッカーでも読みますか」と思い洋書の棚の前へ。しかし、お手ごろ価格のは無いのね。なるほど。

翻訳が出るということで話題になってる某書も原書で読んでみるかと思い手にとってみる。まあ、なんとか読めそう。値段を見て躊躇する。そっと平積みに戻す。

結局、ペーパーバックの“FRANNY AND ZOOEY”を購入。未読なんです。1200円弱。

文庫本ってやっぱり安いなあ、と改めて認識。ある程度の数を読もうと思ったら価格の問題はやはりどうしても外せない。「安い」と「高い」の線引きに迷っている場合ではない。

新古書店や図書館の隆盛は再販制の問題だけでなく本の価格と切っても切れない。いや、かつて学生が大学生協で本を買っていたのも割引による影響は確実にあったはず。

実質的に一物一価ではなくなっている現状で価格戦略をどう打ち出すか。今より低価格が前提となってしまった場合にメーカーも流通も小売もどうやって利益を出していくのか。逆に今より高価格で少数生産になった時にどうするのか。

Kindleだと一冊10ドルか。文庫本に比べると高いが、店頭に並んでいる洋書と比べるとやっぱり安いな。元が取れるまで読むには時間がかかるとは思うが、もう少し本体の値段が安くなってくれば選択肢として考えてみる価値は充分にあるんだな。

そういう時代ってことか。