仕事と晩飯とその他

日記です。

津波の規模をどう表現するか。

津波が40cmと聞いて「すげえ」とか「けっこう大きい」とか思う人はどれぐらいいるのだろうか。

津波の規模を表現するのに高さを使うから「大したことない」とか、「膝ぐらい? 全然平気じゃん」と思われてしまうのではないかと昔から思っている。多分、流速の早い川で40cmも深さがあったら下手すると足をさらわれて転んだ後も立ち上がれずに溺死の危険すらあるとしても「40cmでしょ?」みたいな半疑問形からは脱却できないものと思われる。

地震の震度のように度数で示したほうがいいのかもと思ったが、もっといい指標があることに気がついた。津波で押し寄せる水量だ。

周期と高さから押し寄せる水量(何万立方メートル)をある程度推定することは可能ではないかと思う。この水量を津波の規模を表す数値として使えないか。「40cm」「1m」という充分な深さのある海洋上での波としての高さしか表していない数値を指標として使うことで起こる混乱を少しは避けられるのではないだろうか。

と思ったら既に同じようなことを考えていた人がいた。
「波と津波の違いって?(中で津波の水量について触れているWikiの記述を引用)」
http://bit.ly/bvfa7O