仕事と晩飯とその他

日記です。

収容所(ラーゲリ)から来た遺書

こどもの朝読用に渡そうと本棚から取り出した『最後の手紙』(ちくまプリマーブックス)、この中に収録されている遺書の中でひときわ異色の経路を経て遺族に渡ったものがある。山本幡男さんの遺書だ。

その話は『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』(文春文庫)に詳しく記載されている。

ラーゲリからは何かを記した紙を持ち出すことはできない。病に倒れた仲間の遺書を家族のもとに届けるために男達が選んだ手段は、四千五百文字にも及ぶ遺書の一字一句を全て暗誦することだった。

http://www.amazon.co.jp/dp/4167342030

この本も棚にある。再読しよう。