仕事と晩飯とその他

日記です。

いい方向に噛み合わないなあ。

新刊、いい方向ではなく悪い方向に噛み合ってしまっているという現状の一例を知る。そっちはダメだ。思った通りに行かないのはいつものことだが、それはないだろう。とは言うものの、後になって考えてみればその可能性だって事前に考慮しておく必要はあったのではないか。単純にいい方向への想像しかできなかった甘さを反省すべきなのだろう、とは思うが、あまり納得もできないなあ。
話が新刊ばかりに傾いて既刊がなおざりになってしまってはいかんので、年末年始はもう少しなんとかしておかないと。やっぱり年内にもう一度ぐらいは働きかけておくべきだろうか。そうするとそろそろ限界だな。
ラインナップをどう揃えていくかについては長いスパンで考えないと、というのはよくわかる。そうかといって現状を考えると早く進むものを先に何とかしてしまいたい、というのもわかる。要はもう少し次年度次々年度の数字が落ち着いてくればいいのだが、ここ数年の翌年以降の数字の悪さは過去に例がないのでなかなか。既刊:新刊の比率は2:1に近い数字を保ち続けていたが、ここ数年で1:1に近付きつつある。長く売り続けることが難しくなっているのは営業のせいか、それとも出版業界全体の問題か、はたまた世の中の不景気の影響か。短期勝負前提で出したものが翌年以降売れなくなるのはしょうがないが、長く売るつもりで出したものがパタッと止まってしまうのは厳しい。
そして、今回の新刊のようにそこそこ売れていた既刊にイマイチの新刊が置き換わってしまうのは一番厳しいし避けなければいけないことなのだが……。
隣に並べてくれるもんだと思っていたが説明が足りなかったのかもしれない。色々と考えさせられる。