仕事と晩飯とその他

日記です。

懺悔録の仲間を増やしました。

火曜日は倉庫で棚詰めしてからみっちりミーティング(社外)だったのを忘れてた。しかもその後の飲みでは久しぶりに本の話。高校の時に全部読んだガモフ全集の中身をすっかり忘れているのだけでなく、くそつまらなかった『奇術師』の著者名が出てこないのも自分にがっかりではあったが、『<a href="http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7808-0125-5.html">懺悔録 我は如何にしてマゾヒストとなりし乎</a>』の面白さを説明できたのはよかった。いや、相変わらずまだ全部読んでないんだけどね。少なくとも読んだとこまでは文句のつけようがないぐらい面白い。『路傍の石』が読みたくなるよね、最高だよ。でも色んな意味で面白過ぎて電車で読めないのはマジ。

で、それとは別に、『<a href="http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7808-0128-6.html">デジタルコンテンツをめぐる現状報告</a>』は読了。どのインタビューも面白かったな。「紙は汚したら安くなる」とか、もう、リアル編集王って感じ(まあ舞台もモノホンだし)。出版→デジタルコンテンツというベクトルがあまりぶれていないのだが最後の小林さんだけちょっと異色だった。小林さんのインタビューは、自分は『新世紀メディア論』の補足として読んだ。で、あの本で書かれたことの中で自分でもやっとしていたモノがもう少し明確になった気がする。そもそもコンテンツって誰が作ってるのってかなりメディアの根幹に関わる素朴な疑問。IT産業と雑誌が似ている必然についてのヒントであると自分は思った。
それはそれとして、小林さんと沢辺さんの対談(インタビューっぽくないので)で全く別のことが琴線に触れた。ちょっとニヤニヤ。