仕事と晩飯とその他

日記です。

外野の感想

むしろどうしようもないことに思えている目の前の実務レベルの話題についてとことん話す機会もあってもいいんじゃないかな、と思いました。自分の周りがそうなんだよね、ヒトが足りないとかそんな話。そこまでだとただの愚痴だけど、ヒトが足りないから○○ができていないとかって話になると方向が変わってくる。○○ができていないのは本当に人手不足だからなのだろうか、という疑問が湧いてくればしめたもので、別の解決方法を探すという可能性が生まれる。別の解決方法が生まれてくる可能性が見えてくれば問題そのものを考え直すことも不可能ではなくなる。そもそも○○はどこまでできていなければいけないのか。そこを疑うことに成功すると、もっと大きなところで優先すべきこと、実現すべきことが見えてくる。
実務者レベルで集まって卑小と思われがちな現場の悩みについて話をする機会はあってもいいと思う。愚痴を言い合うのではなく、上記のように原因を探り、問題の定義からやり直す場。大きなことを語り合うだけが未来を作っていくとは限らない。日常の小さな積み重ねと大きな未来は、一直線ではないかもしれないが、どんな小さなものでもつながりを自分で見つけなければいけないのだが、それさえできれば確かにつながっていることを実感できる。
反省も含めて色々と思う。オレは狭い井戸の中で一体何をやっているんだ、と。パソコンを使っていて知らなかったショートカットを覚えると急に目の前が明るくなったような気がすることないですか。オレはあります。悩みのタネは実務レベルの小さな話だったりするってこと、自分で認めてしまうとけっこう気が楽だ。まずはそこから、そんな気もします。
ま、外野の感想です。