仕事と晩飯とその他

日記です。

今になって読むとまた全然違う

参考文献ということで以前読んだ本を片っ端から斜め読みしていたのだが、永井さんの『<a href="http://www.editor.co.jp/press/ISBN/ISBN4-88888-216-9.htm">データが変える出版販売</a>』(永井祥一著 日本エディタースクール 1994年)、前には読めていなかったことが多々あったことがよくわかった。しかも今直面している問題と直結する課題が提示されている。不幸なことにその課題は解決されていない。いや、むしろ状況は悪化している。出版の自由は色んなものを生み出すが、過当競争も生み出しているのだ。何度も繰り返し警鐘を鳴らされているにも関わらずまたいつもの堂々巡り。そこから脱するために為された努力の意味を今始めて自分は理解しつつある気がする。より積極的に関わること、それ以外に自分の力を活かせるところはない。そしてそういうことができる状態にあることが有り難く思えるのと同時にもっと急がねばという気もしてならない。オレにできることもまだあるはずだ。もう少し、なんとかせねば。それと相田さんの『<a href="http://www.editor.co.jp/press/ISBN/ISBN4-88888-203-7.htm">出版販売を読む</a>』、どこかで見つけて再読せねば。チクショー、貸した本は返してから云々かんぬん。