実際に集計してみると……
昨日の思いつきを実際に集計してみた。
……。
なかなかこれが思った以上に難しい。現実は残酷なぐらいに厳しいものだ。
とはいうものの、実売の時系列と在庫をぶつけることでわずかばかりの平積み復活候補と自動発注から落ちているのでは疑惑商品をあぶりだすことはできる。それもかなり精密に。
しかし、全く同時に「平積みに値しないのに積んである商品」も「より正確に」わかってしまうというありがたくもない結論も。こりゃやぶへびなんじゃなかろうか。
過剰在庫って言われるとその通りかなあ。平積みを見直すのは「平積みにする」候補をさがすより「平積みから外す」候補をさがすほうが先決だという事実に暗澹たる気持ちになる。厳しい。
そして洋販の破綻を知る。ウチは数年前に取引をやめたので債権債務はないが……。なんとも言えない感情が湧いてくる。それとともに業界の未来についての不安がオレの心にも忍び込んでくる。
漠然とした不安だけでなくこの破綻が出版業界に与える影響についてもう少し知りたい方は「<a href="http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20080731">本屋のほんね</a>」でどうぞ。いつものようにしっかりとした視点からの論考です。参考になります。