仕事と晩飯とその他

日記です。

紡木たくの新作が出ることを本屋は知ってるのか?

紡木たくの12年ぶりの新作が出る。

http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-434-10674-3.html

ファンサイトと出版社である編書房のサイトでは随分以前から話題になっていたようだ。で、問題は「普通の本屋は紡木たくの12年ぶりの新作が出ることを知っているのか」ということだ。どうやら知らんのではないかと思うのだ。こんなもったいない話があるか。いや、ない。例えばジュンクの担当者がこれを知ったら絶対に注文してくると思うのだ。いやジュンクだけではない、コミックに強いことを自負している本屋なら紡木たくの新作に反応しないはずがない。もったいない。本当にもったいない。つうか実際はどうなんだろう、その辺。明日、直接聞いてみるか……。

 *** 一夜明けて ***

ということで27日火曜日午前中に國岡さん(編書房の社長)に電話して様子を聞いてみました。既に書店向けにはFAXで新刊案内を送っていたそうでその反響がすごくて、とのこと。そうか、知ってる店は知ってたんだ。よかった。が、しかし送った件数は1600件程度とのこと。いかん、それでは少ない。ということで格安のメール媒体を紹介。さらに再度FAXも送ることにしたようでよかったよかった。しかも気がつくとこのページに『知ったかぶり週報』からリンクが。あのブログは業界関係には強いからねえ。なかなかいい筋の広がりを見せてくれるんじゃないでしょうか。

大手版元が展開するような広告・販促を一人でやってる出版社に期待するのは意味がないが、小さくてもできることはいくらでもある筈だと思う。どんなにファンがついている作者でも本が発売されたことを誰も知らなければ売れない。充分に告知したつもりでも足りないのが常だからこそ、こちらが飽きてしまうぐらい愚直に繰り返し働きかける必要がある。

自分にお手伝いできることもまだまだありそうなので頑張ってみますよ。自分だけじゃなくて他にも手伝いたがってウズウズしてる人間が沢山います。つうかやっぱこれぐらい反応がある本ってなんかそれだけで楽しいんだよなあ、ホント。普段が地味なんで自分の会社のじゃない本でストレス解消させてもらってます。それはそれでどうなんだろう。なんだかな。