仕事と晩飯とその他

日記です。

取次とつながるその先

ここまで準備を進めてきた諸々もようやくテストへと。長かったような短かったような。

それについて遅ればせながらご挨拶に。和やかなお話でホッとすると同時にここにも縁の下の力持ちがしっかりいることに安心と緩やかな連帯感。窓口だけが取次じゃない。話題は返品データのすぐ先の直受注からさらに先へと。取次と出版社だけでなく、書店と取次、書店と出版社、その間にいる倉庫や物流も含め納品から返品までのデータが一回りすることを夢想する。そんな時代は思ったより遠くないのかもとちょっとした心強さまで感じた小一時間、心が荒みがちな最近では稀有でかつ有意義な時間だった。

その前日の某社でも感じたが、出版社の声は、本当に微かではあっても、届き始めている。わからない人にはわからないと思うしわからなくても困らないとは思う。でも、オレはこの細い流れの中でできることをやろうと思っているしそれはとてもたのしいと思ってもいる。この流れを途切れさせないためにはやはりまた少し大きなところに参加してみる必要があるかも知れない。例のXMLの件、もしくはマスタか。次の大きな課題として「一つの商品に対する複数の分類を可能にする業界のインフラ」にも興味はある。それもXMLと絡んでくるのかな。今のところそっちは図書館系の話題なのか微妙に噛み合っていないような気もするが、実際のところはどうなんだろうか。

とは言うものの、社外の活動を充実させるためには会社の数字がしっかりとしていなければならない。ここしばらくは諸々の影響の大きさにてこずっていたが、ようやく安定してきたようだ。それにしても今年は色々と激動だったにも関わらずこの安定経営っぷり(余裕があるわけではないが)。色んな意味でいい会社で働けていると感謝。

契約書類関係は一段落。別件で「そうかそう来たか」という感じの提案にちょっと笑いそうに。なるほどなあ、どうやって金を引っ張り出すか、ある意味非常に勉強になる。もう少しお付き合いさせていただきますよ。

某社の価格表記の件、これはちょっとまずいだろと思ったので直接の担当者の電話番号を。やっぱこういう時は直接のほうが話は早いでしょうと思ったら確かにあっという間に解決。いいことした、のかな。

来年の計画も渋い、渋過ぎる。損益分岐の問題はクリアできそうだが、努力目標をどれぐらい乗せるかが最大の課題。