仕事と晩飯とその他

日記です。

昼休みです

馬鹿にしてるんじゃなくてさあ。

1.友人としての感想その1
 もう三冊目かよ! オレなんか自分の講座のテープを起こしたものですら原稿にまとめられないってのに。
 というねたみ嫉みの入り混じった悔しい気持ち

2.友人としての感想その2
 ゲームそのものを添付して本の部分は謎解きがわからなかったヒトのための攻略本がいいヨってすすめてたのにオレの意見はまるっきり無視かよ
 という疎外感の含まれた侘しい気持ち

3.業界人としての感想
 書店経験もあるし営業系の色んなヒトとあったり話したりしてるけど、あの社と文芸は正直まったく結びつかないなあ。確かに別ジャンルの社が文芸に乗り出すことは考えられなくもないし経営者との個人的な関係の中で通常とは違うジャンルを刊行することはないとは言えない。いい意味でも悪い意味でも「なんか別のうまみがあるんじゃないの?」といった山師的ないかがわしさを内に含んだイメージの社なので、なんかそれについて先方の思惑に乗せられちゃってるんじゃないの、といった懸念がないわけでもない。
 あ、これだと単なる友人としての感想になってしまう。
 いや、実際、色の濃い出版社がまったく別ジャンルの本を出すのってかなり大変な話なのよ。しかもできあがる前の段階で話が成立してるわけでしょ? なんか裏があるんじゃないかって気持にもなってしまうわけよ。
 うーん、まあ、かなりいいほうの想像として別の原稿を気に入って社内で検討まで持ちこんだ編集者がいたが、残念ながら刊行までは辿りつかず、売りの要素としてネットで世界に配信という点を盛り込んだ企画を新たに通した、とかだと有り得るのかなあと思って。あそこは電子書籍もやってるからそれとの平行企画ってことなのかなあ。で、その「ネットで世界に配信」という要素を上層部は「流行りのブログ本」として認識しているんじゃないかってね。

あくまでオレの想像だけどね。違ったらスマン。