仕事と晩飯とその他

日記です。

書誌情報の意味 その3

bk1の書誌情報にケチをつけるわけではないが、図書館がらみの影響でとても弱いジャンルがある。学参とか学参とか学参とか。いやあった? それとも今でもある? 

学参は本じゃないのか? 小学館のCMの「一番たのしい遊びは勉強だ」ってキャッチコピーも講談社の「面白くってためになる」も書物の大きなテーマとして学びを捉えているもんだと思っているのだが。

学参なんてオンライン書店じゃ売れないし、という状況はケータイでの販売と決済が急増していく中で急激に変化している。CVSでの決済・受け取りというのも影響あるかもしれない。

全員がオンライン書店で本を買うようになるとも買う前に必ず検索するとも思わないが、少なくとも書誌情報が存在しなければ買わないもしくは買えないだろうことは想像できる。書誌情報がオンライン書店だけの問題ではないことも理解できる。在庫情報(例:24時間以内に出荷可能)が購買を後押しするだろうことも。

意味の無い壁は崩さないといかんと思うが関わっている人間が壁の存在に気がつかない状態では手も足も出ない。今の書誌情報(とその整備の流れ)が充分だという理解ではとりこぼしてしまうことがあることは間違いない。(この項続く)