仕事と晩飯とその他

日記です。

KILL BILL オペラ座の怪人 プラダを着た悪魔

映画が観たくなったので『KILL BILL』『KILL BILL2』『オペラ座の怪人』『プラダを着た悪魔』(全て未見)を借りてくる。『ブリジット・ジョーンズの日記』も観たかったのだが一度にそんなには無理なので断念。妻に「女の子みたいなセレクトだ」と言われる。確かに全部主人公が女性だし『KILL BILL』を除くとOLが好きそうな映画かも。

以下、ちょっとだけネタバレあり。

KILL BILL』は「ヤッチマイナー」というセリフだけが聞きたくて。予想通りくだらなさの度合いが強過ぎて珍味か。面白いかと聞かれるとあまり面白くないしバカバカしい。(監督が)何をやりたいのかどこを目指しているのか、すごくよく分かるような分からないような。妻は途中(指回しを念ずるあたり)から脱力系の笑いモードに。ただ、小ネタ満載なのでネタ元として観ておく価値はあるかも。ちなみに2のほうがネタが減っていたのは舞台が日本じゃなくなったからだろう。師匠話のオチとしてクソじじいって言ったから○○されてその仕返しに……って一連の展開は予想もしていなかった(つうか予想する気はないんだけどね)。

オペラ座の怪人』。これはやられた。だいぶ前にテレビ番組でSMAP稲垣吾郎が「(オレは男だけど)ファントムに抱かれたい、みたいな」と絶賛していたのを覚えていたのだが、その感じが分かった。「ワタシも連れてって〜」みたいなそんな感じ。カルロッタがはまり役で歌のシーンでいい塩梅に引き締めてただけでなくミュージカルっぽい盛り上がりが映画ならではの大規模なセットやカメラワークでよりゴージャスに。オレは舞台より先に観てしまったのだが、それについて妻は「アンタ、映画先に観ちゃったら舞台観れないよ(映画の出来がとても良いので、という意味)」と言っていた。妻は歌詞カードが付いているコレクション・ボックスの購入を真剣に検討中。

プラダを着た悪魔』、先日のMTVシネマ・アワードで色んな賞の候補として取り上げられていたので観たくなった。メリル・ストリープが演ずる編集長( "That's all." という口癖が決まってる)と脇役のエミリー(ある意味本気だしすごく一所懸命なんだこれが)がやはり良かった。いや、出版社って言ってもウチなんかとは全然違う世界なんでおとぎ話みたいなもんなんだけどね。最後は意見分かれそう。別の結論ももちろんありだとは思うが、それだと孤独を際立たせられなかったかも。