仕事と晩飯とその他

日記です。

根本的な疑問いくつか

明日から仕事なので頭を徐々に切り替えつつあるのだが……。

この連休中に湧いてきたいくつかの根本的な疑問が頭を離れない。

1.経営コンサルタント的な人間がコミットした本、ダメな例もあるが実際に売れる例も多々ある。彼らの一点に対する集中力は見習うべきだが、それ以前の問題として自分はこうした「一点だけを決め打ちしてある程度の数を売る」ということに対してどれぐらいのことを為しているのか。

2.数万部も売れる同人誌というものがこの世には存在している。商業出版との境目は何か? ISBNの有無か? それとも再販の問題か? それ以前の問題として自分は本当にプロフェッショナルな仕事をしているのか?

3.会社のコストを落として利益を確保することについては一定以上の成果を上げたとは思うが、では売上はどうか。売上を伸ばすための取り組みは既に惰性と化していないか。自分の仕事があまりに一般的な「管理職」としてのものに修練してしまい、「出版営業のプロ」とは呼べない状態になってはいないか?

4.モノは大丈夫か? それは本当に魂こめて売る価値があると自分で思えるモノなのか? それ以前の問題として、自社の方向性を把握しているか。「出版は志」とはよく言ったもんだが、自社の志は、自分の志はなんだ? そしてそれぞれの商品はその志を反映しているのか?

なんでこんなにナイーブになってしまってるんだろ、オレ。単に明日から仕事したくないだけかなあ。休み明けから例の問題だしね。正直言って憂鬱だ。