仕事と晩飯とその他

日記です。

なんで今さら英語を勉強するのか

何で今さら英語を勉強するのか、ですが、いくつか理由があります。

1.版権(輸入・輸出)の交渉実務までは出来なくても、権利を買った・売った相手と直接的に接点を持ちたいから。どんな仕事もそうだと思いますが、直接当たると全然違います。台湾とか韓国の出版社だと日本に来ることも多いしね。通訳がいるから困らないんだけど、ちょっとだけでも言葉を交わすだけで全然違う。やっぱ人間同士だから。メールのやり取りなんかもできたほうがいいに決まってるし。TIBFとかで会う機会も増えてるしね。

2.書籍の輸出をしたい。これも実務は誰かにお願いしないと無理だと思うが、その過程での共通語は英語になる可能性が高い。色々と調べる機会もあったが、コンテンツの輸出(現地でのオンデマンドプレスも含めて)、コミックや小説以外のジャンルでも可能性はかなりあると思っている。

3.仕事の外注先が海外になる可能性を考えると英語は押さえておきたい。印刷もCDのプレスも制作とかも海外拠点は増えてますよ。ま、そういうところは当然の如く日本語通じるんだけどね。

4.仕事に関わるアメリカの最新動向などは当然英語で発信されている。読めるとまた違ってくる(物流の話題でやはり気になるのはオンライン書店リアル書店の動向など。BordersやBarnes&Nobleの退潮は本当にオンライン書店の影響なのかとかね)。

5.直接的に仕事に関わる動向だけではなくIT関連の情報などはやはりアメリカ発信が多い。簡単に目を通しておくだけで全然違う(この辺は何度も体験済み。検索エンジン関連とかAjaxのような新しいテクニックとか。)

6.個人的な理由としては旅行をもっと気楽に楽しむための語学力を身につけけたい。結局ガイドにお任せの方が楽だなあとは思ったが、それでも話せるに越したことは無い。ま、これは大した理由ではないが。

7.個人的な理由もう一つ。英語の本は英語で読みたい。John Irving の『THE CIDER HOUSE RULES』を読んで強くそう思った。そして、この世界にはまだオレが読んでいない名作の数々が星のようにある。本当はフランス語の本もフランス語で読みたい。ドイツ語の本もドイツ語で読みたい。ま、そこまでは無理だと思うけど。それにしても日本語もやはりそのまま読むべきなんだろうな。『源氏物語』とか。なんかでも字面追うのに必死で疲れて放り出しちゃうんだけど。古文も課題だな。