仕事と晩飯とその他

日記です。

マーケティングは失敗の言い訳の周到な事前準備?

手堅い商売というのは小さな出版社の生きる道としては間違ってないんだろうなあ。実際に今の状況を考えてみると、小さいなりに安定はしているようだ。ただ、売上規模が小さいだけにちょっとしたことの影響が大きく出てしまう。その辺で焦りがあったのかもしれない。とはいえ、ちょっとした変化で一喜一憂してしまうのはオレだけではない。売上を伸ばすことだけでなく悪影響をなるべく小さくすることを考えて実行するのも重要な仕事だよな。

新聞広告もオレが示した方向性そのものがダサかったのか、と反省することしきりだが、あのダサさはある程度目を引くものでもあったらしく、ジワッと効いてきているようだ。微妙にではあるが効果らしきものを感じ始めている。あの原稿でもう一度だけ別紙に出るのだが、もしかするとそのあたりで効き目がはっきりしてくるのかも。やっぱ露出、回数も含めて重要だ。

某所から依頼されて作ったフォーム、ようやく公開。こういう時こそ新聞だと思うので頼んでみるが、うまくいくかどうかは未知数。

志村坂上に行ってから王子(豊島五丁目団地)ってどう行くのが正解なんだろうか。昨日は西巣鴨か豊島五丁目団地まで小一時間歩きました。けっこう距離あるね。

マーケティングって、うまくいったときのためではなく、失敗した時に「当初考えていたこのリスクについての見積りが甘かった」とか「当初は想定していなかったリスクが発生した」とか「この結果は充分であったが、こちらでのアプローチが不足していた」とか、要は言い訳のための周到な事前準備なんではないか、という気がしてきている。バズ・マーケティングだって最後は「クチコミの構築には成功したが商品力が……」とか言い出しそうだし。

失敗したマーケティングの話ばっか集めた本ってあったっけかなあ。多分、うまくいったマーケティングよりよほど念入りなんじゃないかって気がすんだけどなあ。どうなんだろうか。