知り合い用メモ。書きかけ。
1.数字の把握(売上・在庫・経費)
2.重点商品の見直しとそれに関連する作業
→販促をかけるべき商品を見直し、メリハリを明確に。売れる商品はより積極的に、返品になるだけの商品は思い切って絞り込む。
→新刊に偏りすぎているのなら既刊を、既刊に偏っているのなら新刊を、シリーズ物に注力しすぎなら単発の企画を、価格帯、商品群、等々。
→平積み商品と棚差し商品、常備や必備の見直し。物流コストも絡めると経費の大幅節減に。
→注文書や販促用のチラシなどの見直し。わかりやすく使いやすく。無駄な制作物の削減。
→店舗施策ではなく、商品施策を先行させること。店舗はピンポイントになりがちなので拡大しようとするとコストが嵩む。効率も短期的に上げていくことは難しい。
3.刷り部数と在庫の管理
→初回の刷り、押さえすぎているようであればメリハリをつけて積極的に、刷りすぎているようであれば押さえる。
→刷り部数と販促活動・広報宣伝の因果関係を明確に。販促の予定が組み立てにくい商品の刷り部数は絞る。予定が立てやすい商品は増やす。
→増刷部数は徹底的に見直し。どのくらいの期間で消化できるか。増刷と販促の因果関係もより明確に。増刷を販促につなげるための工夫。
→出先在庫の把握も必須。特に取次流通倉庫の在庫は要チェック。
4.書店対策
→巡回している店舗に手を付けるのは後に回し、出張から見直す。巡回している店舗は重点商品=販促商品の見直しで状況が改善されなかった場合以降の対策でも間に合う。
→本部一括は有効に。重点商品はより積極的に。売行きの悪い商品を本部一括でカバーすることは絶対に避ける。
→FAX営業は適度に。
→電話営業は方針が分かれる。個人的には反対。
5.配本・受注
→見計らいの不足は他の方法でカバー。
→大出版社でなければ減数はしない。特に立ち上げてすぐの出版社は満数出荷。結果的に返品が返ってくるのを防ぐためには受注の段階で「煽らない」ことが鉄則。
→受注はFAXと電話を基本に。受注手段を広げても結果的に対応が不完全なら逆効果。
→取次在庫への誘導を積極的に。直接の受注が減ると結果的に手間が減る。
→注文は社内で滞留させずなるべく早く出荷。
→「電話番」は置かないこと。全員で電注を受ける(小さい出版社に限るが)。
他はまた今度(機会があれば)。