仕事と晩飯とその他

日記です。

朝シャンでも昔のことを思う。

小学校に入るぐらいまでかな、実家には風呂が無くて銭湯に行っていた。踏切を越えてすぐ。それでも冬は寒かった。家にユニットバスの化け物みたいなのがやってきた時は嬉しかったが、タダでさえ狭い居間にそんなもの置いてしまったもんだから窮屈だし、居間もびちゃびちゃになるし。狭い庭の一部を潰して風呂場を増設。やっと落ち着いて風呂に入れるようになったのはいつだっかなあ。金が無かったんだろうなあ、壁に断熱材なんて入ってないから冬は寒いなんてモンじゃない。居間のストーブの上の蒸発皿でも氷が張るような家だったが、風呂場はただただ寒さに耐えて。それでも湯船につかると極楽極楽。今となって思うとあの寒さは露天風呂ものだった。その風呂場にはシャワーなんて小洒落たものは無かった。いや、下手にシャワーなんてあっても冬は寒すぎて冬は使えなかったんじゃないかと思うが。

今は気軽に蛇口をひねるとお湯が出てくる。

昔はちっともよくなかった。

今の状態は、本当に、心の底から、ありがたいと思えるようなものだ。

それを守るってことはよくよく考えねばならんことだ。オレにとっての選択は、オレにとってのやりたいことがどうこうではなく、この生活をしっかり守るということが前提でなければならない。よくよく考えて結論を出すことが肝心。一時の気分に流されることがあってはならない。迷うことはない。結論はもう出ているはず。迷うことはない。