仕事と晩飯とその他

日記です。

増刷の情報

自分も増刷の情報はすごく大事だと思うんだよなあ。重版委託が可能な増刷はともかくとして、多くの増刷は「売れたから増刷した」にも関わらず再度書店に商品を送り込むための手段が不足してんのよ。広告とかは金かかるだけじゃなくて以前に比べると効果が落ちているのを痛感してる。だから、何らかの方法で書店に増刷情報を知らせたい。一番いいのは営業が行って、なのはわかった上で、それ以外の方法でも知らせたい。FAXも使ってはいるが、それだけでは足りない。自社のサイトでもわざわざ増刷のお知らせページを作っているのだが「それ見て注文しました」って店はないと思う、多分。で、そのページをRSSで配信とかってのもすごくいいとは思う。思い切ってブログ化してみるか。

増刷は「売れている」ということの非常に大きな証明になるんですよ。自分は書店で働いていた時、「売れているから増刷する」と、そう理解していた。その理解は間違っていないと思う。だから、増刷します(しました)って本については「ちょっと頑張って売ってみようか」と考えた。

もちろん棚が無限なわけではないので増刷したからといって全部平積みということではないが、少なくとも棚に一冊は入れておかねば、という気分になったのは事実。

ただ、話題の本の増刷(重版)はともかく、ロングセラー的な売れ方をしている本の増刷(重版)情報なんて全然入手できなかった。

新文化業界紙)で重版情報やってるけど、全部の重版が乗っているわけじゃない。というか紙の媒体だと重版情報のような「分量が一定しない」情報は扱いにくいはず。

そこで、ネットですよ。

と思ってドットコムや某オンライン書店やらに話を振ってみたのだがいまひとつうまくいかず。で、そのまま放っておいていた。

とは言うものの、実は「s-book.net」の増刷(重版)情報はわりと充実していて書店も多く使っているようだ。で、自分も書店の側としてみると「大型の増刷(重版)情報は欲しいけど、細かいの全部フォローすんのはちょっと無理」というのも正直な感想か。

……。

ま、もう一度、ドットコムに当たってみるか。というか宙ぶらりんになった企画の一つを復活させるという手があるか。