仕事と晩飯とその他

日記です。

生意気なクソガキだったと思っていたが……。

オヤジだけでなく店(オヤジの寿司屋)に来る客にまで自説を主張したり相手の発言の細かい揚げ足を取ったりするクソガキだったのでよくぶん殴られたり説教されたりしていた。理屈っぽい、というのともちょっと違って「オレはこう思う」と思うと話さずにいられなくなる、ようだ。小中と教師にも殴られたなあ。高校では殴られなかったが、反抗、というのと違って「アンタの言ってることはそうかも知れんがオレはこう思う」という態度なので教師としてはやりにくかっただろうなあ。大学になったら完全に「アンタの考えとオレの考えは違うので話を聞いても分からん」という状態になってたし。今になって反省しても遅いが、「自分の意見を主張する」以前に「ヒトの話を聞く」というのはとても大事なことだよな。社会人になってからだよ、主張する前にきちんと話を聞こうと思い始めたのは。でもそういう習慣がないもんだから一苦労。以前の会社で行かせてもらった管理職向けの研修で「(部下に)質問するための技術」みたいな項目があって感心したが、その手の話で苦労しているのはオレだけじゃないんだろうな。

MEMOを取らないって言うのも、メモ取ってると相手の言ったことは整理できるが自分の言うことを頭の中でまとめられないからなのかも。ていうかメモと取りながらも発言を繰り返すっていうのはなかなか素晴らしい技術なのかもなあ。「メモ取ることで必死」になっちゃう例も多いとは思うが。

そういえば学校では「板書(黒板の内容をノートに書き写すこと)」はあまり熱心じゃなかったな。あれは「書かない」んじゃなくて「書けない」ということだったのかも知れない。よくよく思い出してみると、先生の話を真面目に聞いてると書いたりしてる余裕がない、ということだったのかも。ああ、だから参考書の一部を書き写したりはたまにしていたな。そりゃ時間に余裕があるからねえ。

「(裏付けがどうこうにはこだわらずに)自分の意見を主張したがる」って意味では最近の若いもんと変わらんな。というかガキの頃は「みんな言いたいことがあるなら言えばいいのに」と思ってた。みんなあんまり主張しないんだよね、陰では言うけど。 

にしても立場が上の人間には気軽に主張もできたけど、部下とかって関係性だと逆に遠慮しまくりなんだよな。なんなんだろうな。気苦労ばかりで疲れるよ。