仕事と晩飯とその他

日記です。

英語で泣けるか。

『THE DA VINCI CODE』読了。

わからない単語も多かったが、ある程度の速度で読めるようになったら楽になってきた。ときおりわからない単語を遡って辞書で引いたりしたのは意外と良かったような気がする。にしても本当にわからない単語が多い。だいぶ推測できるようにはなってきたが、ここらで単語を増やさないと先に進めない気もしてきた。

まあ、今回はいちおうストーリーを把握したうえで最後の最後まで読めた。謎が気になって次が読みたくなったし、ラストで訳がわからんということもなかったし。

ディズニーの映画のセリフがわかりやすいのと同様に、アメリカのベストセラーっつうのは読みやすいってのが必須条件なんだろうな。それでいて少しだけ薀蓄っッぽい言葉が出てくるっていうか。ま、日本でも売れる本ってのは読みやすいけど、向こうはその辺(通俗受けを狙った読みやすさ)が徹底してそうな気がする。カート・ヴォネガットとかも「読みやすいってことで通俗扱いされた」みたいなこと書いてたし。

読みやすさと内容的な深みに相関関係はないと思っているのだが、まあ、「読みにくい本の方がエライ」って思ってるヒト、けっこう多いからな。自分がわからない本の方がよりスゴイ本に思えるッつうか。ま、オレもヒトのこと言えないが。

ともかく、英語を勉強するために読むならベストセラー、ってことなんだろうな。クライブ・カッスラーとかトム・クランシーとか読んでみようかな。それともやっぱスティーブン・キングかな。それとも『ブリジット・ジョーンズの日記』あたりか。それなら面白そうだな。でも、なんか泣ける奴がいいんだけどなあ。『SIRENS OF TITAN』に挑戦してみようかなあ。翻訳だと何度も泣いてんだけど、英語でも泣けるもんなんだろうか。試してみたい気もしてきた。

そういえば『THE DA VINCI CODE』は本筋とは違うところでちょっと泣きそうなところがあった。英文読んで「感涙」ってのは確かにまだ体験していないが、それぐらいにならないと英語で読めたうちに入らないな。