仕事と晩飯とその他

日記です。

まず隗より始めよ。

もしもの話ですが、転職してまず最初に手をつけるとしたら自分は営業の経費を削ります。まず交際費(特にお付き合いの費用とお届けモノについて見直します)と出張費(交通費だけでなく出張先での費用についても見直し)。販促物などの制作については従来とは別の業者に見積を頼んだうえで今までの業者にその見積を見てもらって料金の交渉をします。制作物によっては外注をやめて内製にします。残業費がきちんと計上される社であれば残業時間を削るように会議の時間帯の設定などを見直します。FAXの一斉同報などやっているのであれば別の業者に見積もりを頼みます(こればっかり)。サイトの管理などを業者に委託しているようであればその料金も交渉します。文具などの購入がザルであれば物品購入申請の導入を検討します、とアナウンスして抑止を訴えつつ実際には物品購入申請とかは導入しません。ハンコを押す仕事が増えるのは意味がないので。それに絡んでですが、ハンコを押す書類を減らします。経費の節約と言うよりは面倒なだけですが。あと、保存しておくべき書類も見直します。書類綴じたりするのにかかってる時間ってバカにならんのですよ。

ま、他にも思いつくことはあるんですが、要点は「営業の経費を削る」ということです。ぎりぎりでやっているようで経費を削れるところはかなりあります。業務システムの見直しなどはその後でも良いと思います(ちなみにシステムの見直しも劇的にコストを減らせる可能性のあるもののひとつですが)。

経費を削るのは即効性があるんですよね。ヒトを削って経費を削るのは簡単ですがあまりやりたかないでしょ、普通は。でもいざとなったらそれも考えます。利益が確保できて文句を言う経営者はいないはずです。

で、そういうちまちましたことをやりつつ次は返品を減らすわけですが、返品を減らすためには納品も絞る必要があります。納品を絞って返品が減ると結果的に物流にかかるコスト(倉庫での費用含む)は激減します。その際、売上が減ってしまうとまずいのでPOSデータがないとキツイかもしれません。

広告出稿も見直します。社内的に出さなければならない広告であっても料金はあらためて交渉します。

販促や広告宣伝・物流にかかるコストをバッサバッサと削ってからようやく製造原価の話を始められるわけですが、自分自身もその辺は「腫れ物に触る」ように慎重にやってるつもりです。