仕事と晩飯とその他

日記です。

Slateの教訓。

マイクロソフト鳴り物入りで始めたWebマガジン『Slate』を覚えている方は結構いるはずだと思うのだが、最近Webコンテンツに取り組み始めた皆さんはその辺は知らんのだろうか。

Exciteブックスが連載をばっさり。『bk1』を思い出す。

で、最近のポッドキャスティングに関してもオレは思うんだよね、金かけたら危ないって。つまり、ネットでしか存在しないことを前提としたコンテンツにお金をかけるのは回収の見込みが立たない投資になっているということにもう少し自覚的に取り組むべきなんじゃないかと思うんですよ。

うまく行っているコンテンツは大体において多媒体もしくは他の形態において既に回収が済んでいるものもしくは回収が確実なもの、なんじゃないかなあ。要は「二次使用」を前提として考えるべきだと思うんですよ。

ブログの出版にしても、最初から金儲けでブログを始めてうまくいくってわけではないと思うんだけどなあ。その辺はオレの方が見えてないのかも知れないけど。

コンテンツの開発コストって意外とバカにならんですよ。バナー広告やアフィリエイトの収入程度で何とかなるものではない。

ビジネスモデルの問題、というわけでもなく、要は収益の見通しに関して漠然とした予測で先に出てしまっている例が多々見受けられるわけですよ。

とエラそう書いているが、実際には「金かけられるところが羨ましい」という気持ちがないわけでもない。ウチなんか全然かけてないから。人件費ッたって日々数分の作業だし。それで効果が上がっているのかと言われると実は難しかったりもするのだが。