仕事と晩飯とその他

日記です。

これはスゴイが、これへの導入が売れそうだ。

http://www.eslpod.com/

iTMSポッドキャスティング・コーナーでもランキングの上位に入ってきた『English as a Second Language Podcast』がスゴイ。何がスゴイってこれだけの出来栄えの語学教材がタダで入手可能だということだけでなく、教材の内容が素晴らしい。これを一年間毎日聞いたら某教材の宣伝文句のように「英語がある日突然聞こえてくる」んじゃないだろうか。まあ、奇跡を期待してもしょうがないが。重要語彙の意味やつづりだけでなく、会話の流れ、話者の意図などについても英語で解説しているので、まさに聞くだけで完結する教材となっている。「説明」のところでスクリプトについても完全に掲載。iPodでも簡単に表示可能(従来機種はファームウェアのアップデートの要あり。非対応機種もあるかも(未確認)。

自分で聞いて思うが、これは本当に良いんじゃないか。英語で英語を勉強する、というのが結果的には一番近道なのかもしれない。「英語習得のための最短の方法は理解できる会話教材を聞くことだと信じている。多くの人々が40%から50%程度しか理解できない難しすぎる教材に取り組み、時間を無駄にしている。」という主張も言われるとその通り。オレもCNNなんか半分も分からんよ。

『English as a Second Language Podcast』自体は本当にすごいと思うのだが、スクリプトと重要語彙については「日本語での解説が欲しい」という人が多そうだ。そういう教材であれば日本でも売れそうだ、と思ったが、音声を聞くと分かるように、この教材は一単位が少し長い。これを音声CDに収録しようとすると無理がある。CDを書籍に添付した形態の教材では難しいということ。従来のパッケージングの限界ですな。うーむ、もったいない。で、もう一つ別の方法についても考えてみたが、それならいけそうだ。

いや、マジいけそうだ。

■英語を聞くのも読むのも全然できていないということを思い知る日々だが、話す・書くはさらに難しい。とにかく英語が出てこない、と思っていたが、どうやら日本語の能力すら危ない気がしてきた。例えば「辛うじて」という言葉、これを他に表現するとしたらどうするか。こういうのがぱっと出てこない。英語以前の問題として言葉の言い換えを日常的に行う必要がありそうだ。そのための前提としてより多くの表現に触れておかなければいざという時、言葉が出てこない。中年ももっと本を読まんとな。