仕事と晩飯とその他

日記です。

仕事の話2

先日のEXCELの社内講習は「EXCELをかなり高機能なデータベースとして使うための基礎」のつもりだったんですが、やはり時間が足りない。短時間で効果(満足感)を演出するためには小手先の技も必要だなと再認識しました。

とは言っても自分もデータベースを自在に使いこなして、というわけではありません。むしろ最近は自分が使えなくて腹を立てることばかり。そうかといって使える人の技を見てもあまり感動もしないわけです。なぜかと言うとパソコンを使ったりプログラミングをしたりすることが楽しいのではなく、パソコンでないと簡単にはできないことがあるので必要に迫られて使っているから、です。ちょっとした集計でも、手作業でやったら大変な作業なわけで、それが大変だと思うからコンピューターを使っているわけです。

昔の会社の社長は英語で仕事のできる人で、メーカーやその他の会社での経歴は米国勤務と英語力をかなり買われてのものだったそうです。でも、本人は言っていました。英語ができなくてもすごい技術を持っているような技術者には質問が殺到する、語学力がどうこうというのは実は意外と瑣末なことだ、だが、だからこそ、突出したものを持っていなければとりあえず語学力は磨いておけ、と。

英語は今さら頑張ってますが、モノになるかどうかは相変わらずわかりません。ピアノを練習してるのと同じ感覚です。なんというか、自分が頑張れる対象でしかない。でも、何かができるようになるという経験(と感覚)はマイナスではない。

パソコンはその社長が言っていた英語と同じような感覚。TOEICで満点を取る必要はないのと同様、バリバリにプログラミングとかができる必要はない。でも、英語は日常的に仕事で使う必然性がなければ「話せません」でも困らないが、平凡なサラリーマンが「パソコン触れません」では困るんじゃないかな、もう。

営業だってパソコンぐらい触れるようになりましょうよ。で、その「触れる」というのはキーボードが触れる程度ではなく、仕事で使える程度の最低限のレベルを、と思うわけです。なんていうかな、例えば「センタリング」「右寄せ」「左寄せ」とか「コピー&ペースト」「ドラッグ&ドロップ」「SUM関数」とかは社会常識みたいなもんだと思うんですよ。「拝啓」と始まったら「敬具」というのとほとんど変わりはない。

その辺から始めなければいけない現状でもあるわけですが。