仕事と晩飯とその他

日記です。

仕事の話

今、自分が取り組んでいるのは「いかに自分を会社で無用の人間にするか」少し言い換えると「自分がいなくても何の問題もなく全ての仕事が回る状態をどうやって作り出すか」ということです。会社が「誰かがいなくなったら倒れる」じゃ困るわけですよ。だからそうならないようにしたい。これは「病気で療養」という例が身近にあるわけですよ、そうなった時に困るのか困らないのかと言うと、長い目で見ればもちろん困らない。でも短期的には困る。その短期的な部分も無くしていきたい。自分が関わっている仕事に関して特にそう思うわけです。まあ、営業の仕事でも書店回りの部分はすぐにでも代わりがきくわけですが、出版経理的な業務や広報宣伝に関して言うと短期的には厳しい。もちろん、今の会社でもその辺は、すぐに、というのは難しい。でも、まあなんとかなるでしょう。配本や在庫管理(増刷や廃棄の云々)は仕事の質に差はあっても誰かがやらなければいけないわけで、そういう意味では何とでもなってしまう。社内の研修的なものも、零細企業であるところの出版社はもともとそんなこと気にしてないわけだから、なけりゃないで誰も困らない。LANの管理とかも適当にやってもなんとかなるでしょ。サイトの管理もいざとなりゃ更新しなきゃいいだけだし。書誌データの登録とかも、やらなくても誰も気にしなければ良い。

現状でも自分がいなくても仕事は回るとは思うし会社ってそういうものだと理解してはいますが、自分が考えているのはそういうことではなく、「自分が今すぐやる仕事をなくしてしまうことで新しいことが始められる環境作り」なわけです。だから、社内講習とかもやるわけですよ。

なぜ「新しいことを」と思うかと言うと、今の状態が抱えている問題点が非常にクリアになってきた。だから、自分としてはその問題点を解決するための何らかの行動を起こさなければいけないわけで、そのためにはルーチンワークだけこなしていても埒があかない。

従来よりもう少し踏み込んだ形で制作に関わっていかないといけない、でもそのためには今の仕事を整理しないといけない。

コンピューターを使う理由も、より積極的な意味として「機械にできることは機械にやらせる」ということに帰着します。自分にとっては明解です。