仕事と晩飯とその他

日記です。

7月メモ3

PubLineWebリアルタイム情報の意味 → 年・四半期・月・週・日、と来ていよいよ「時間」の要素が。

時間帯により変わる売れ筋を知ることで何ができるか?

アイディアとして
●時間帯による陳列商品・レイアウトの変更(ワゴン等を使えば通路(動線)を変更することも可能か)
●時間帯・売れ筋商品の傾向による照明などの変更(午前・午後・夕方・夜、で照明を変えている書店はあるか?)
仕入・発注タイミングの最適化(売れる前に入れる、売れた直後に発注する(自動発注対象外の商品の仕入について))
●時間帯による人員の配置の最適化(これが最も効果は大きそうだが、既にやっているのかも)
●より精密な広告効果測定
●時間帯と購買層との相関関係からコアとなる購読者層のイメージを固めることは可能か?

出版社にとってはABCのAでも店舗から見ればランク付かず。1冊の重み。「一冊売ってくれている」「一冊しか売れていない」。立場が変われば重みは変わる。最初から「ロングテール」の中に含まれる商品であることを自覚し、それにあった販促を考える。

最初からロングセラーをめざすのであれば、販促は失敗しても何度でも繰り返せる(但し、お金をかけないのが鉄則)。短期勝負の失敗は痛い(中小であろうが大手であろうが)。一度の失敗であきらめてしまう出版社は多い(中小であっても)。大手・中堅出身(でベストセラー狙い)にその傾向が強いように思えるが。

データで見えること(とりあえず、後で追加)
重点店舗・重点商品・重点時期(売上良好・売上不良とも)、広告効果、売上(予測)、返品(予測)、市中在庫(推定)、他社の企画の成否(成否の判断は別)、自社の企画の成否、他社の販促効果の推定、自社の販促効果の推定、配本の成否(販売実数と配本の比較・検証。配本データと実売がぶつけられる場合(P-NetやWWWなど)に限る)、配本可能店舗のあぶり出し(実売が上がっているのに配本の無い店をチェック、P-Netでないと無理か)

共有書店マスター 実売と配本やその他のデータをぶつけるためには書店マスターが必須。

ISBNコードの必然 自社コードでは対応しきれない。ISBNコード無しは流通だけでなくデータ収集についても問題。

PubLineの書誌データは誰が作っているのか。書誌データの公開に関心を持つということ。出版社が自社の責任で書誌を公開するということ。