仕事と晩飯とその他

日記です。

6日の出来事

6日は朝イチでお客様からの激しいご意見が。

要は「この本は間違いがあって役に立たないので返金しろ。代わりの本を寄こせ。そっちの本の金は払ってやっても良い」という感じ。間違いのある本を出すな、というのは正論だし自分もそう思う。内容的なことはもちろん、誤字脱字・誤植・乱丁落丁、どれも「あってはならない」ことだが、残念ながら完璧な状態ではないモノを出しているのは事実なので何と言われてもしょうがない。しかし、間違いがあったから代わりを寄こせと言われて代わりを送っても「それも間違えていた」と言われる可能性があるのが現状なわけで、それなら返金させていただくのが良いと即座に判断した。その旨伝えたが、一応納得していただけたようだ、と思ったら30分後ぐらいに「あんたを責めてもしょうがないから新しい本も買う」。うーむ、買って欲しくないんではなく、内容の場合は解釈の問題が入ってしまう場合もあってその人にとって完璧なものであるかどうかはこちらでは自信を持って言い切れないって意味なんです。それに責められたとも思ってないし。買っていただけるのはありがたいんですが。

前の会社じゃ「金返せ」とか「訴えてやる」とか結構あった。3時間ぐらい電話でご意見を伺ったり、朝から晩までその類の電話を回されたり。オレは意外と平気なんだが、そういう電話苦手なヒトが多いから。最近でもメールで激しく怒っていると思って電話したら中学生だったとか。書店でバイトしてる時も「森進一の本を寄こせ」ってばあさんに苦しめられたり(歌詞が載っている本で良かったらしいのだが、「森進一さんの書かれた本は〜」と返したのが敗因)、つまらなかったと言って投げつけられたり、レジで並ばせたのが悪いと怒られたり。何故あんなに怒るのか、カルシウム不足? 骨粗鬆症

それでも請求書だけでなくオンデマンド版CDのDATA編集なども片付けた。電話やらメールやらも多数だったが、伝票数えたり電卓叩いたりであまりリアクションできず。某出版社の編集者からのTELに驚く。「札幌で」「漫画家の」「旦那のワインバーで」。世間が狭くなっているのか、それともオレの世間が拡がっているのか、と話題に上った当人にメールしたら「お互い歳をとったってことだと思う」という冷静な返信が。まあそういうことか。来週再来週の予定もバタバタと埋まっていく中、TJ氏による勉強会の連絡をせねばと焦る。