仕事と晩飯とその他

日記です。

インフラセンター〜INC総会

13日はインフラセンターの報告会。ICタグが貼り付けてある実物見本コミック、パレットで積んだ際の耐久性を見るために8900部刷ったそうだ。国から金が出ると違うねえ。で、諸々の報告などを聞きながらほんの一年間ぐらいでの大きな変化に色々と思う。変化は業界にだけでなくオレにも訪れているわけだが。「前回は天候の影響があったそうだが今回はどうか?」と質問したらなかなかナイスな質問だったようで、後でいろんな人に「お前も大人になったな」と褒められた。先日40になったばかりなのでまだ洟垂れです。報告会後の懇親会(っつうか打ち上げ)では昇任の話などで突っ込みを入れられまくる。小さい会社なんで平社員がいません。まずいですよ、これは。P出版のSさん言うところの「役職のインフレ」です。

インフラセンターにはまだまだ付き合っていくつもりではあるが、自分としては啓蒙部隊のほうにポジションを移して行きたい気持ちもある。ITがどうこうではなく、知らないってだけでしなくてもいい苦労をしたりしている多くの中小零細出版社や書店に一緒にやりましょうよと声をかけるような仕事。使命感みたいなものも感じ始めている自分に驚く。

会社の事務仕事は相変わらず憂鬱だが、それも一時の状態からは抜け出し始めてきたし、今年の後半は自社の企画だけでなく、他社での云々も含めた出版企画や、Webのリニューアルに伴うオリジナルコンテンツの立ち上げ、ダウンロードコンテンツの充実と自社でのサーバー運用開始、オンデマンド出版を含む電子書籍への取組などなどもやる方向で動けるかも知れない。そしてそういう諸々の結果として会社の規模をもう少し大きくすること。DLが意外と売上増に結びつきそうなんだよなあ。

にしても講談社のカフェテリアは小洒落ていた。

で、既に酔った状態でINC総会へ。酔っ払ってわけが分からなくなってしまう前に聞いておこうと思って色々質問してしまった。TJ氏は個人情報保護法についてこれだけがっちり知識を蓄積すんのは大変だったんだろうがこっちとしては非常にありがたかった。プライバシー保護よりも大きな枠での扱いということに納得。実務レベルでの指針も見えてきた。まあ、でもウチはやっぱこれを機に読者ハガキは辞めると思う。

報告会で仕入れたICタグ入りのダミー本を配布したのは良かったが残り(10数部)は例の店に忘れてきた。うーむ。