仕事と晩飯とその他

日記です。

教育ということ。

子供の習い事を見ていてつくづく思うが、オレには全く教えることはできない。いやになるぐらい。が、子供が伸びる環境を整えることはできる(ようでありたいと心底願う)。教えることはできなくとも育てることはできる(と信じているが)。

なんだかはっとする。会社での話もまさに「教える」と「育てる」。二つがごちゃ混ぜになってしまっていたかもしれない。

最近流行の「コーチング」とかは後者よりのテクニックのような気がするが、環境まで含めて「育てる」ということを考えるべきタイミングなんだろう。

その後、本屋でビジネス書を立ち読みしている最中に昔の勤め先の社長が言っていた「部下にするなら自分よりできる奴」という言葉を思い出してはっとする。教えるだけでは自分を超える奴は現れないかもしれないが、育てることでそれが可能になるのではないか?

自分でできないことをやるために外部に頼るのも手なら、誰かを育てるのも手だ。今の自分にとっては「部下にするなら」ではなく「仕事を頼むなら」という表現のほうがしっくりとくるが、要はそういうことか。

うすらぼんやりと気がつきはじめていた方向性が明確になったような気がする。具体的な取り組みについてはもう少し先になりそうだが。