仕事と晩飯とその他

日記です。

デジタル万引

デジタル万引とは、書店などの店内に陳列された雑誌や書籍などに掲載された記事・画像などの情報を携帯電話(のカメラ)やデジタルカメラなどで撮影するなど、対価を支払わずに情報を得ようとするもしくは実際に情報を得る行為を言う。従来から行われている雑誌や書籍の情報を手帳や携帯電話(のメモ機能)などにメモ書きする行為や店内にあるコピー機を使用してページをコピーするなどの行為もほぼ同義だが、昨今の携帯電話の内臓カメラの高機能化により「より多く」の情報を「気軽」に得ることができることから問題が顕在化したため特に携帯電話絡みの行為が「デジタル万引」と呼ばれている。実際の窃盗(=万引)と比べて罪の意識が薄い(刑罰が設定されにくいため罪として認識されていないことも多い)ため、出版・書店業界などによる犯罪的な行為としての認知を図るための啓蒙活動に対しての理解も少ない。が、出版物に限らず情報の対価というものを考えるとき、行為としての犯罪性と、それによる影響はけして小さくはない。

あおてん、だけじゃなく、全国の書店の皆さん、この問題は見過ごしちゃ駄目だと思う。楽しそうな愉快そうな(だと思われているから売れている)本で、かつ影響力ある出版社の本だからこそ、この問題としっかり向き合うべきだと思う。著者にとっても書店にとっても出版社にとっても「死活問題」だという認識が編集者にも著者にも「まったくない」ってことに自分は愕然としている。「売れてるから」といって見過ごせる問題ではない。新古書店や生協での割引販売・出版社の定期購読などと本質的に違う、要は「犯罪的な行為」だということです。皆さんが毅然とした結果を突きつけることで認識を変えていく大きな機会だと考えています。黙ってちゃ駄目です。私も実名で書く機会がたまたまあるのでそこで書きます。

<a href="http://www.shotenin.hmcbest.com/dekigoto/d-frame.htm">あおてん日記</a> 9月10日の日記「デジタル万引」をご参照ください。

関連URL
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1094802324/
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/14611.html
http://tantei.web.infoseek.co.jp/shoplift/index.html