仕事と晩飯とその他

日記です。

方向転換が必要だということを大声で言わねば。

テレコムセンターへ。クルマに妻と娘を乗せて一緒にドライブ。パパはタイム24ビルでお仕事。ママと娘はそのまま家にUターン。お台場のあたり、電車だと面倒だが、クルマだととてもラクだ。

で、話の要点は二つ、「新しい業務のシステムを構築するにあたってWeb-EDIは活用できるのか」「Web-EDIの今後はあるのか」。全社は自社のシステム構築の担当者としての質問。後者はあくまで個人としてだが、情整研の委員としての疑問であることも事実。先方にもその旨は伝える。

で、結論。

■前者について
Web-EDIの活用は無理」
Web-EDIはあくまでブラウズのみを想定しており、業務のシステムに組み込むことは非常に困難。また、F社の位置づけではWeb-EDIはあくまでEDIが使えない出版社のための補助的なものであり、システムとの連携などは想定していない。そのため、新たに予算がつかない限り検討の対象にもならない。技術的にもクライアント側でどうこうできる部分はほとんどなく、仕様の公開等についても考えていない。

■後者について
Web-EDIは今後もこれ以上のものになることはない」
前者について、でほぼ書かれている通り。

上記を受けて、自社のシステムはEDIで行く事にした。

Web-EDIというのは「新出版ネットワーク」で紹介されているあれのことだ。ということはどういうことかというと、「新出版ネットワークにより多くの出版社を集めて」という前提そのものがおかしくなってしまっているということだ。もっとはっきり言うと、「新出版ネットワークで書誌情報や在庫情報の収集、というのは絵空事」ということだ。情整研で「より多くの書誌情報・在庫情報を集めよう」という話になっているが、それは一体どこに集めるのか。少なくとも「新出版ネットワーク」は受け皿として機能していないしこれからもするとは思えない。では、書協(Books)か、それとも新たにDBセンター的なものを構築するのか、実験計画の「分散型」なのか。

「各出版社が手軽に管理できるHTMLやXMLで作られたカード形式またはリスト形式のファイルを、あたかも分散型のデータベースとして取り扱うためのフォーマットとノウハウやアプリケーションの提供。論理とデザインの分離のためのCSS、応報の取捨選択のためのRSSといった技術的な課題についても取り上げる」といったところが実験計画書の主旨。

自分の方向性が間違っていないという闇雲な確信が深まりつつある。