仕事と晩飯とその他

日記です。

現実逃避と店舗の栄枯盛衰

相手に送らないといけない資料やら締め切りのある作業やらが山ほどあるというのに、なんだか急に先日作った在庫表を元に増刷のための基礎となる資料を一発で引っ張り出すためのクエリーとか作り始めたり。午前中でかたをつけようと思っていたのに、どうでも良いところでつまづき、時間ばかり経っていく。で、結局、出来たのは良いが、実際にそれを使う人間にその資料の意味を理解してもらうほうが難しいという現実に愕然。

介護問題の件、さらに発展していってるらしい。ついにテレビからコンタクトが。ああ、早く本出してぇ。いっそのこと出版社を立ち上げてしまった方が手っ取り早いかも。でも、今の会社でやり残していることが山積みだし……。

業務システムの件でシステム屋の社長が。月曜日に届いた共有書店マスターの件。マスターの一元化による効果というのは事前に説明するのが難しいだけでなく、事後に説明しようと思っても「当たり前」になりすぎて難しい。ユーザー会の請求書にC書房のTさんの名前が。ああ、8月5日の情整研全体会、出来れば出たかったなあ。でも、家族旅行の方が圧倒的にプライオリティが高いんでしょうがない。

先日寄稿したB通信の増刊がどさっと届いた。隣のページのT書房HさんだけでなくO様書房のSさんやドットコムの話題なども。狭い世界だが、居心地は悪くない。そう思うのは自分自身がそのぬるま湯に浸かり切っているからだと思うが、ここを抜けて厳しい現実と向き合うなんてもう出来ないかも。ではその中でどう生き残っていくか。残る選択肢はいくつかしかない。

ABC、民事再生申請かもったってどこで営業すんのかなあ。六本木だけ残すようなことであれば、中途半端にウチの本置いたりしてもらうことはないと思う。今回の件でABCに求められている(求められていた)ものが何だったかは良く分かったわけだし、それを実現できるのであれば、随分昔のあの輝きを取り戻すことも可能じゃないだろうか。

ただ、商売や店舗には栄枯盛衰というか寿命みたいなものもある。八重洲ブックセンターがオープン当時知の殿堂として光り輝いていた記憶を残している人はどれぐらいいるだろうか。ABCに期待している人たちにとってリアルの店舗がどれだけ意味を持つか、そして求められているものの実現が商売として成立するのか、それを考えると、伝説として残る事を選ばざるを得ないのかも、という気もする。