仕事と晩飯とその他

日記です。

売れない本は随分罪を抱えている。

でるべん、版権の話、面白かった。

懇親会、全然売れないフリー編集者のババア、とんでもなく腹立つなあ。なんつうか、思い入れだけで本をどうこう言われても困るし、売る売らないが問題じゃないんだったら文芸社から出してくれ。「ドロドロした部分を知らない」ってあんたは何を知ってるんだ? 良い本悪い本って話、百年後に生きていたら、そん時しようぜ。売れない本はそれに関わる多くの人々に迷惑を抱えている。売れなくても格好良ければあきらめもつくが、そうでなければ悲惨の一言だ。

編集者は中途半端に商売なんか考えちゃ駄目だ。分かってないんだから。カッコイイかどうかだけ考えてくれ。カッコ良ければあとは何とかするから。

そういえば第三書館はあまり売れていないようだが物凄く格好良い。週刊新潮の主張のように潰れているわけでもないし。儲からない事業を継続し続けているってのはカッコイイ。出してる本もカッコイイ。子供(高校生ぐらい)の頃「カッコイイ」と思った出版社は多分死ぬまでカッコイイ。頑張れ第三書館。これからもいい加減な経営でスレスレのゴツゴツした、中途半端な編集者では思いもつかない本を世に問い続けて下さい。

ある意味、出版の理想だと、本気で思っている。