仕事と晩飯とその他

日記です。

今年最後の王子

ようやく予算も大詰めに。

今年の売上、なんとか既刊の納品は前年を突破。しかし返品が去年より若干増えてしまったため、売上は微減。新刊も、点数が少ないにも関わらず納品は差君縁に近いところまで。ところが返品はやや多め。結局、返品率も今年はやや悪い方向へ。トータルで34%切れないかも。30%切るのは難しいなあ。

王子で棚詰め。在庫分の納品は今年最後かと思ったが、足りなくなりそうなのがあったんで26日に納品することに。

来年の課題、売上目標は別として業務用DBの更新が最大か。ASPを導入することになると思うが、大変そうで今から憂鬱。

Webでの年始プレゼント企画、どうも無理っぽいので自分で作業することになりそう。

連載の原稿、発売日や搬入日など日付に関連した話について。余計な事を考えると駄目だ。社内で説明している事をそのまま書くのが一番良いようだ。

とは言うものの、最近、発売日の重要性に非常に懐疑的。というか、事前の告知が全然出来ていない以上、待ってる人はごく少数だ。とりあえず、発売日に書店から「まだ入ってないのかってお客さんに言われて困ってんだよ!」という怒りの電話が来ない状態では何をやってもノレンに腕押しというか……。

ハリーポッターの4巻の大騒ぎを覚えている人は多いが、1巻がいつ発売になったか覚えている人はいるだろうか。ドラクエ4の発売日の大騒ぎを覚えている人も多いと思うが、ドラクエ1が発売された日を覚えている人はいるだろうか。

売れる本というのは出てから売れる本が正解であり、出る前に煽って煽ってというのは企画モンでしかないんじゃないの? 具体的に言うのは気が引けるが最近で言うとCOCCOの絵本とかさあ。確かに話題性はあるけど、ミエミエじゃん。しかも話題性以外になんかあんの? 広告代理店的やり方が気に食わないっていうのはそういうこと。話題性だけでモノが売れる? そりゃ消費者をなめすぎだろ。霞ヶ浦の倉庫で見た『ダディ』の返品の山はまやかしではなく現実だ。トリビアだって話題性だけじゃないと思うぞ、オレは。宮部みゆきの本が良いか悪いかは別として売れてる理由は話題や宮部みゆきのファンだけでは説明がつかんと思っている。

とか考え出すと日付の話はまとまらんので、どこかで堂々巡りから抜けねば。あと、FAXの話、せっかく昔の資料もいっぱいあることだし、自分のためにもきちんとまとめておかねば。