仕事と晩飯とその他

日記です。

三無主義

なんたらコンソーシアムとか云々に出版社や取次・書店などが参加したりすることがあるが、世界に冠たるなんちゃらのようなメーカーはダメだったとしてもこの程度のことでは「蚊に刺された程度」の痛みすらなかったりするのに対し、中小企業でしかない出版社や取次・書店は「お付き合い」や「先行投資」といった気持ちであったとしても余計なダメージを受ける可能性があることについてより慎重であるべきだと思う。
巨大メーカーって暴力的だ。会社という組織は巨大になればなるほど外部に対して冷酷な凶暴さを剥き出しにする。どんなにソフトな仮面を被っていても、組織を生かすための組織であるという現実は時に他者の犠牲を伴う。組織に不要な人間に対しても同様。

などと思うが、自分はどうも悲観的でいかんなあ。悲観的、というより「負け犬根性」だろうか。昔から色々言われたなあ。「負け犬根性」とか「傍観者」とか「評論家気取り」とか「慇懃無礼」とか「ヒトを小馬鹿にしやがって」とか「無為無能」とか「無理無駄無能の三無主義者」とか「敗北主義者」とか「反革命」とか……。ああ、そういえば「寄生虫」ってのもあったか。滅茶苦茶だな。そこまで言われるか、オレ。

オレの中のどこかが他人の何かに火を付けるんだろうな。で、本人であるところのオレは無自覚だったりするから困るんだろうな。

でも、上記のような罵声で腹を立てたことはあっても消えてなくなりたいと思ったことはないが、かなり極限(と思われる状態)の中で半ば自分を失いながら叫んだ言葉に対して全く突然の冷静さで「おまえ、レベル低いよ」って言われた時、自分の中の一番恥ずかしい部分を曝し出されたかのような、その場で消えてなくなりたいような気持ちに襲われ、膝が震え、言葉が出なくなった記憶がある。

ああ、嫌な事思い出してしまった。バカに馬鹿って言っちゃあいかんよ。

まあ、前向きに取り組むのは良いが大企業は怖いぞってことで。とりあえず。