仕事と晩飯とその他

日記です。

俺が青空に溶けてゆく

土曜日。
台風が完全に通過しきる前に、数日前からの夏風邪の体調を押して妻の妹夫婦の新築の家へ。中を見せてもらった後、クイズゲームで深夜まで。

日曜日。
台風一過で猛烈な晴天。妹夫婦の車で妻の実家へ。荷物を降ろし、そのまま西武園へ向かうが、渋滞でさっぱり進まない。妻も妻の妹も「こんなのは初めて」とのこと。車を諦め駅から電車を利用することに。プールはまさに「芋洗い」状態。波のプールで子供の相手をしてくたくたに疲れ、合間にビールを飲んで少し酔っ払い、次はウォータースライダーと流れるプールへ。ようやくプールから上がり、そのまま遊園地へ。空飛ぶじゅうたんに乗って少し気持ち悪くなり、さらにウェーブスインガーという乗り物に乗る。長い鎖に吊るされた椅子に座り、耳が痛くなるほどの蝉の声を聞きながら、目を閉じてもまぶしいぐらいの陽射しを全身に浴び、木々の緑の合間に現れる青空に放り出されるように、俺も俺の子供も俺の妻も他の人々も、皆一様に斜めになってぐるぐると回り続けた。

『このまま青空に溶けていったら、なんて良い人生なんだ。』

青空には溶けなかった。かき氷を食ってまたビールを飲み、妻の実家に帰った。