仕事と晩飯とその他

日記です。

まだまだやるべきことはある。

(前回の続き)

もう一つの具体策は、店舗での在庫チェックだけでなく、品出し(もしくは棚詰め)作業を手伝えないか、という可能性。店頭の人員が削減されたことにより、仕入から売場にあげられた商品が棚に詰められない状態でしばらく時間を経過してしまっている可能性があるようだ。物流スピードを改善したところで、棚に並ばなければ絶対に売れない。先日「書店営業を強化しよう」ということでアルバイトを募集したが、早速の奴には現担当者と一緒に作業をやってもらうことにしようと思う。この方法の難点は、通常、そこまでやる書店営業はあまりいないため、お店の方から断られる可能性があるという点だ。でも、オレは以前その店を担当していた時、在庫チェックの最中、棚に切れている本で棚下のストックにある本は他社の本でも勝手に棚詰めしていた。そうしないといつまで経ってもストックの在庫が減らないとい事情もあったのは事実だが。酒販会社の営業なんかは酒屋の棚に詰めたりしてると思ったが、出版社の営業もそれぐらいやっても良いんじゃないだろうか。というより、それぐらいやらないと駄目かもしれない。

各出版社の営業が、平台の分捕り合戦ではなく競合してどんどん棚詰めを手伝い始めたら見る見るうちに棚が良くなり離れていたお客さんも戻ってきて店が活性化するのではないか、そしてそうなればお店にも余裕が生まれ本来は書店の人間がやるべき(とオレは思っている)作業である棚詰めも本来の状態に落ち着くのではないか、などと勝手な夢まで描いている。

(さらに続く)