仕事と晩飯とその他

日記です。

オレのひろし

16日、日本出版インフラセンター活動報告会。先日前社長と交代したばかりの新社長と一緒に参加。

ビジネスモデル・貸与権の二者は基本的には「排除」の論理にしっかりとした理由をつけるためのものである事を再認識。ICタグはメーカーの思惑にあえて乗ったという事か。そして在庫情報は取協主導の新出版ネットワークへの対抗軸として構想されているようだ。

こういう会に出たら必ず質問をしておこう(先方の話を聞いてきましただけではなく、こちらの意見を伝える意味も込めて)と心掛けているのだが、今回もつい質問してしまった。まあ、データセンターの件も共有書店マスターの件も当事者がいるのを知ってて聞いてるんで、どちらかというと他の人にその辺も知っておいてもらいたいという気もあったのは事実。

で、その後版元ドットコムの面々とコーヒーを飲みながらああだこうだ話していたら、「さっきの質問はやらせだったんじゃないか」と突っ込まれた。

いや、けしてそんなことは無いです。

18日、システムYAMATOのNOABOOKSのデモ。

書協で行われた説明会ではプロジェクタが無く、画面のない状態での説明だった。あれで分かった人はほとんどいなかったと思う。というわけで場所を設定してデモを開催。オンライン受発注以外にも可能性あり。

クレヨンしんちゃんの映画『嵐のヤキニクロード』公開初日に家族で鑑賞。1時半・3時半が満席で5時半の回。入場が最後尾だったため、座れた席は前から二列目。「しんちゃんの映画は子供の反応がスゴイ」とウチの奥さんから聞いていたが、実際の反応に驚く。心から楽しんでいるようだ。子供たちに煽られて私も大笑いしてしまった。特に「運命って信じるかい?」のあたり。ヘリでサーフィンに行くくだりは子供には(多分ウチの奥さんにも)分からないだろうが、『地獄の黙示録』を公開初日に観に行き、ディズニーランドのジャングルクルーズの最後でカーツ大佐が出てくると言うデマにだまされたことがある私としてはニヤリという感じだった。

しんちゃんは大人が子供に見せたくないテレビ番組の第一位だそうだ。原作の連載は「アクション」だし、もともと子供向けのマンガではない。でも、映画に関して言えば、ハム太郎よりドラえもんよりポケモンより、子供たちの反応は「熱い」モノだったと思う。あんなに盛り上がっている映画館というのは久しぶり(ひょっとしたら初めて)だ。