仕事と晩飯とその他

日記です。

映らなくても、結構です……。

近所で廃品回収に回ってくる車が増えてきたように思う。特に家電は捨てるのにお金がかかるので無料でも引き取ってもらいたい。たまたま我が家に壊れたビデオデッキがあり、どう処分しようかと思っていたところ、この車のアナウンスが聞こえてきた。

「テレビ・ビデオデッキ等ございましたら、無料でお引取りいたします。映らなくても結構です。」

方向が分からなかったのでとりあえずマンションの下まで降りたが、既にアナウンスの音は非常に小さい。あてずっぽうで自転車を漕いでいくが、声はどんどん小さくなり、やがて聞こえなくなってしまった。しょうがないのでマンションに帰ろうとしたらかすかに音が。しかし、やはり方向はわからない。また適当に進んでいくと、やや音が大きくなった。よし、ということで進んでいくが、音はまた消えてしまった。

どうでも良い時にはけっこう見かけるのに、肝心な時にはこれだ。しかも声で期待感を煽るだけ煽っておいてどんどん通過してしまうってのはどうなんだろうか。

どこにいるのか分からない廃品回収の車を追いかけながら、本の広告の事を強く思う。ウチみたいな小さい会社でも全国紙に広告を打つことはあるが、広告の行き渡る範囲に比べて商品の行き渡る範囲は圧倒的に小さい。広告を見た人が近所の本屋に行ってもモノがない、なんてことは日常茶飯事だ。それで良いのか、いや、良いはずはないが。

自転車のブレーキワイヤが前輪用後輪用とも突然切れた。ブレーキの利かないチャリは怖い。修理してもらうついでにボロボロになっていたカゴとスタンドも取り替えてもらった。

ああ、本当なら「本屋と版元」の件についての趣意書を書き上げてなきゃいけないのに。日記なんか書いてるのは現実逃避でしかない。

いや、分かっちゃいるが、今日も遅いし。

新出版ネットワークの件で、零細版元の意見を集約するにあたり、取次に行って一緒に話を聞くことになった。

日本出版学会とかも、参加したいのは参加したいが(勤務先の仕事以外で)これ以上忙しくなるのも考えもののような気もしてきているし。

大阪しゃぶ会のホームページとか、約束してからもうすぐ一年じゃん。

どうするよ、オレ。