仕事と晩飯とその他

日記です。

新出版ネットワークと七人の侍

3時からトーハンの8Fだというのにぎりぎりまでぐだぐだ仕事をしてて5分遅れで入室。ぉおっ、人がいっぱいいる。とりあえず一番手前(スクリーンから最も離れた側)に座る。既に説明は始まっていた。もらった資料にはやはり「出版VAN加入出版社様」と明記してある。

ふむふむ、4社のコンペに勝ったのが富士通だったと。

と言ってるそばからさらにどんどん人が増えてる。周りを見渡すと結構知ってる顔(というか横顔もしくは後姿)が。「ここ空いてますか?」と言われて見てみたらやっぱり知り合いが。隣の席に着席。

小学館の佐藤さんが「私どもも本日が初顔会わせで……」と言ってる。どうもじっくり準備して今日がある、というわけではないことは分かった。

トーハンの中村さんに続いて富士通の方から概要説明。うーむ、やっぱ全銀TCP/IP。結局、電話線でモデム(!)またはINSでTA(いまさらISDNかよ)だって。早くなるって64Kかよ。まあ現状が現状だけに早いっちゃあ早いけど。

で、「WEB-EDI」については「仕様は、現在検討中」で「稼動時期についてはWEB-EDIサービスメニュー確定後、改めてご案内させて頂きます」で「WEB-EDIの料金につきましては、富士通より別途ご案内させて頂きます」。

今回の説明会は、発表の後余りに問い合わせが多いんでとりあえず一回やっとくって事だったらしい。

〆には予定になかった講談社の永井さん登場。「何も決まっとらんじゃないか。料金等についてもこれから締めてくし、イニシアティブもしっかり握らせてもらうからよろしく頼む」という意味のことをおっしゃっていた。

で、佐藤さん(s-book.net)や永井さん(DC-POS)を含む「出版社代表委員」が七社七名。日本出版インフラセンターのメンバーとも重なってるし、実務的にもかなり強力なメンバーと言えそう。「七人の侍」って言ったのは佐藤さんだっけ、永井さんだっけ? まあ、どっちでも良いや。「七人の侍」は農民のために戦った。で、「最後に勝ったのは農民だ」。この場合農民はやっぱ中小零細版元ってことで良いんだろうか?

ちょっと待てよ、じゃ、盗賊は?

そうかあ。そういう意味だったのか。「七人の侍」、頑張って欲しいです。