仕事と晩飯とその他

日記です。

裏方も年末進行

雑誌はないし、新刊刊行点数も少ない(今年は14点、社員の数と同じだ)ので、基本的に年末進行はあまり関係がないはずなのに、今年はちょっと事情が違うようで……。

広報宣伝を担当していた社員が(やむを得ない事情で)辞めてしまい、私に仕事が戻ってきた。広告版下は営業部で作ってるんですが、これの締切が正直言ってツライ。また締切に追われる日々が始まるった。一応、新担当者は決めたけど、辞めてしまった担当者に仕事を任せられるようになるまで約一年かかったことを考えると……。早速月曜日の午前中の締切が。明日は休日出勤ですな。思い切って自宅で作業できるようにMacを買おうかと妻に言ったら怒鳴られた。

来春に増刷を予定していた商品のうち、売行良好でもうすぐ在庫がなくなるものが一つ、他社の話題の新刊と併売してもらおうとで書店さんに告知したら予想以上のリアクションで年明け早々に在庫が切れそうな商品が一つ。

ウチの会社の場合、新刊の刷部数は五千から一万(大体六千か八千の場合が多い)。売れ筋は半年以内で、ぼちぼちのモノは一年以内での増刷を目指している。一ヶ月あたり数百冊の単位で在庫が減っていく腹積もり。そのため、一気に在庫が減ると慌てて増刷して失敗してしまうことも以前はかなりあった。今は各種実売データと出荷(返品)状況を見て市中在庫を予測し増刷部数とタイミングを決めているのでほとんど外していないが。

年末に書店さんから注文来ること自体は非常に嬉しいし助かるんですが、来年早々に大量返品ってことになると困る。まあ、そうならないように読者に向けた広報宣伝活動もしっかりやらんといかんわけですな。

年末に2点新刊もあるし、新年早々から手書きの営業日報を廃止でデータベース(作んのどうせオレ)を使う予定だし、新刊に投げ込む出版案内の新年度版作るの忘れてた(これ、なんでオレがずっとやってんの?)し、年賀状のデザインってどうすんの(これもなぜオレが)。自社サイトで読者向けに新年お年玉企画で本をプレゼントってのもやろうって言ってた(ていうか言い出したのオレか)なあ。新規にページを作るのって必ずオレだからなあ、ヤバイよ。

今年は取次でも物流とかデータベースとか普段表に出ない部署との忘年会が多い。うーむ、学生の頃から裏方ばっかりだったけど、結局リーマンになって出版社で働いていても裏方一直線。地味だ。