仕事と晩飯とその他

日記です。

ポイントサービス

今日はヤスケンの事で胸がいっぱい、といった感じだったのだが……。

本屋のポイントサービスが駄目だあ?
新文化のHP参照→ http://www.shinbunka.co.jp/

日書連の顧問だかなんだかの弁護士センセーが「ポイントサービスを辞めさせない出版社側にも責任があり、当然、訴訟の対象となる」みたいなことを言い出したせいだと思うが、どいつもこいつもふざけやがって。

ポイントサービスは大型店だけじゃない、小さい店だってやれるもんならやりたいって思ってるトコはあるだろうが。ポイントサービスどころじゃなくて割引だってやりたいと思ってる店はあるはずだ。何でそう言い切れるかと言うと、ブックライナーやe-honのことが念頭にあるからで、あれは書店が少ないマージンを削ってでも「サービス」でやってるわけだ。なら、マージンを削ってでも割引をしたい、という店が出てきてもおかしくない、はずだ。

小売の側の売るための創意工夫を阻害するのはメーカー(この場合は出版社)にとっても、もちろん小売にとっても、得策ではないと思いますが、いかがでしょうか。(ポイントサービスのせいで小さい書店が潰れる? 違うだろ、現実を見ろよ。ポイントサービスなんか無くても、近所にブックオフができなくても、同じ街に大型チェーンが開店しなくても、再販制が崩壊しなくても、現時点でも小さい書店はバタバタ廃業してるだろうが。それともそれはオレの錯覚なのか?)

また、ブックオフダイソーの「100円本」により、消費者は既に本の値段に対して疑問を感じています。amazonではユーズドと言って古本と新本が併売されだしました。出版業界が普通の感覚から乖離したことを続けている間に、その範疇に入らない勢力が出版という産業を押しつぶそうとしています。

そんなことやってる場合じゃない。頭はもっと他の事に使え。